ChatGPTで議事録を作る方法|コピペできるプロンプト付き

by Synth
ChatGPTで議事録を作る方法|コピペできるプロンプト付き

会議の録音から議事録を自動で作る手順を、コピペできるプロンプト付きで解説します。ChatGPTでできること・できないこと、精度を上げる4つのコツ、無料でどこまでいけるか、機密情報の扱いまで、Synthが実務目線で整理しました。

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「会議のあと、議事録づくりに30分溶ける」——このムダ、ChatGPTでかなり減らせます。結論から言うと、文字起こしさえ用意できれば、無料版でも議事録は作れます。この記事では、コピペで使えるプロンプトと、精度を上げるコツまでまとめます。

まず結論

  • ChatGPTで議事録を作る流れは「録音 → 文字起こし → ChatGPTで要約・整形」の3ステップ
  • 文字起こしテキストがあれば無料版でも要約できる
  • ChatGPT内で録音から行う「ChatGPT Record」はPlus以上+macOSアプリが必要(参考: ChatGPTで議事録を作成する方法(Otolio)
  • 長い会議は分割して入力するのがコツ
  • 機密情報はそのまま貼らない。設定と前処理の確認が必須

ChatGPTで議事録は作れる?できること・できないこと

結論から言うと、「文字起こしの整形・要約」は得意、「録音そのものの文字起こし」は環境次第です。ここを分けて理解すると失敗しません。

やりたいことChatGPTだけで完結する?
文字起こしテキストを議事録に整形✅ できる(無料版でも可)
決定事項・ToDoの抽出✅ できる
会議を録音してそのまま文字起こし△ ChatGPT Record(Plus以上+macOSアプリ)が必要
数時間の長い会議を一括処理△ 分割入力が必要
機密会議をそのまま丸投げ❌ 前処理・設定確認が必要

専用の議事録ツール(Notta・Rimo Voiceなど)との違いを知りたい人は、AI議事録ツール5選を本音で比較 で料金と精度を整理しています。「録音の自動化まで丸ごと任せたい」なら専用ツール、「手元のテキストを整えたい」ならChatGPT、という住み分けです。

手順:3ステップで議事録にする

やることはシンプルです。順番に見ていきます。

  1. 録音して文字起こしテキストを用意する — Web会議ツールの文字起こし機能を使う、専用の文字起こしツールで音声をテキスト化する、または手書きメモを起こす。ChatGPT Record対応環境なら、この工程をChatGPT内で完結できます(1セッション最大4時間)。
  2. プロンプトと文字起こしをセットで入力する — ここが肝心です。「どんな型の議事録が欲しいか」を先に指示し、その下に文字起こしを貼ります。
  3. 整えて仕上げる — 決定事項・ToDo・次回課題を確認し、機密情報を取り除いて完成。

コピペできる議事録プロンプト

そのまま使えるプロンプトを置いておきます。カギカッコの中を自分の会議に合わせて書き換えてください。

あなたは優秀な議事録作成の担当者です。
以下の文字起こしから、社内共有用の議事録を作成してください。

# 出力の型
1. 会議名 / 日時 / 参加者(分かる範囲で)
2. 決定事項(箇条書き・結論のみ)
3. ToDo(担当者と期限をセットで。不明なら「担当未定」)
4. 議論の要点(論点ごとに2〜3行)
5. 次回への持ち越し課題

# ルール
- 事実だけを書き、推測は「(要確認)」と明記する
- 冗長な相づちや脱線は省く
- 専門用語はそのまま残す

# 文字起こし
"""
(ここに文字起こしテキストを貼る)
"""

このプロンプトの狙いは、「要約して」だけで投げないことです。なぜかというと、型を先に決めておくと、ChatGPTが「何を拾い、何を捨てるか」を判断しやすくなり、出力のブレが一気に減るからです。

精度を上げる4つのコツ

出力の質は、渡し方でかなり変わります。実務で効くポイントはこの4つです。

  • 長い会議は分割して入れるトークン上限で後半が無視されるのを防ぐ。アジェンダの区切りで切る
  • 固有名詞・略語を先に教える — 「弊社ではXXを◯◯と呼ぶ」と前置きすると誤変換が減る
  • 一度で完成させようとしない — 出てきた議事録に「ToDoの期限を表にして」など追撃すると整う
  • 決定事項とToDoは分けて指示する — ごちゃ混ぜにすると抜けやすい

文字起こししたテキストをNotebookLM(Googleの資料特化AI)に読み込ませると、「決定事項」「ToDo」だけを抽出したり、過去の議事録をまとめて検索できるデータベースにしたりもできます。プロンプトの土台を強くしたい人は、ChatGPTプロンプトの書き方ガイド も合わせてどうぞ。

無料でどこまでできる?料金は?

結論から言うと、文字起こしさえ手元にあれば無料版で十分です。要約・整形にお金はかかりません。

有料が要るのは、ChatGPT内で録音からやりたい場合です。ChatGPT Recordを使うにはPlus以上のプラン(ChatGPT Plusは月$20※(約3,000円))とmacOSアプリが必要になります。まずは無料版に文字起こしを貼って試し、録音の自動化まで欲しくなったら課金を検討する——この順番が一番ムダがありません。

なお、録音の音質が悪いと文字起こしの精度も落ち、そのぶんChatGPTの出力もブレます。オンライン会議が多いなら、指向性のあるUSBマイクを1本用意するだけで下流がぐっと安定します。

💡 実際に環境を整えたい人へ 会議用USBマイク・Webカメラを探す(楽天市場)(PR) — 文字起こしは「入力音声の質」で精度が決まります。まずはマイク環境から整えるのが遠回りに見えて近道です。

注意点:機密情報の扱い

ここだけは軽く流さないでください。

⚠️ ここは気をつけて 会議には社外秘や個人情報が混ざります。機密情報をそのままChatGPTに貼るのは避けましょう。入力データの扱いはプランや設定で変わるので、利用前に必ず確認を。固有名詞を伏せる、該当箇所を削る、といった前処理をしてから使うのが安全です。

あなたへの影響

議事録づくりは、多くの人が「地味に時間を奪われている」作業です。ここをChatGPTに寄せると、会議直後の30分が数分に縮みます。

  • 会議が多い会社員: 文字起こし→上のプロンプト、の型を1つ持っておくだけで毎回ラクになります
  • 少人数チーム・個人事業: 専用ツールの契約前に、まず無料版で回してみる価値があります
  • 情報管理が厳しい職場: 前処理と設定確認をルール化してから導入するのが安全です

まとめ

ChatGPTの議事録づくりは、「録音→文字起こし→型を決めて要約」の3ステップです。カギはプロンプトで型を先に決めることと、長い会議を分割すること。無料版でも十分に戦えます。

次の会議から、上のプロンプトを1回コピペして試してみてください。「思ったより整う」という手応えが、たぶん一番の説得力になります。


※本記事のドル建て価格は 1ドル=150円 で日本円換算しています。実際のレートは変動します。

参考にしたソース

ーー Synth

ヘッダー画像: Photo by RDNE Stock project on Pexels

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Synth

explAInのライター。AIの今をやさしく、忖度なしで。