OpenAI
別名: オープンエーアイ
ChatGPTやGPTシリーズ、Soraなどを開発する米国の生成AI企業。Sam AltmanがCEOを務める。
一言で
OpenAIとは、ChatGPTやGPTシリーズを開発する、生成AIブームの火付け役となった米国の人工知能企業です。
概要
OpenAIは2015年、Sam Altman(サム・アルトマン)やイーロン・マスクらによって「人類全体に利益をもたらす汎用人工知能(AGI)の実現」を理念に掲げて設立されました。当初は非営利団体としてスタートしましたが、巨額の計算資源が必要になるなかで2019年に営利子会社「OpenAI LP」を新設し、ハイブリッド構造へ移行しました。
2022年11月にリリースしたChatGPTが世界中で爆発的に普及したことで、生成AIブームの中心的存在となりました。本社は米サンフランシスコにあり、現CEOはSam Altman氏が務めています。
主なプロダクトとサービス
- ChatGPT: 対話型AIサービス。無料版・Plus(月額20ドル)・Pro(月額200ドル)の3プランで提供。
- GPTシリーズ(API): 開発者向けに大規模言語モデルをAPI提供。最新世代はGPT-5.6 Sol / Terra / Luna(2026年6月限定プレビュー開始)。
- Sora 2: 動画・音声生成モデル。ChatGPT Plus / Proユーザーに提供。
- Codex: コーディング支援AI。週次アクティブユーザーは500万人超。
- Operator: ブラウザ操作を自動化するエージェント機能。ChatGPT Pro限定。
Microsoftとの関係
Microsoftは長年OpenAI最大のスポンサーであり、Azureを通じてGPTを提供してきました。2026年4月にパートナーシップが再編され、独占関係は終了。OpenAIは他のクラウドにも製品を出せるようになりましたが、Microsoftは引き続き「主要クラウドパートナー」の位置を維持しており、収益分配は2030年まで上限付きで継続します。
2026年の動向
2026年6月8日、OpenAIはSECに対しIPO申請(S-1)を機密提出しました。直近の評価額は2026年3月時点で8,520億ドル。Sam Altman氏は1兆ドル評価を譲らず、上場は2027年にずれ込む可能性が出ています。製品面では4月にGPT-5.5、6月にGPT-5.6シリーズを投入し、推論強度の「max」「ultra」モードを追加するなど、Anthropic Claudeとの開発競争が激化しています。